第47回「津山納涼ごんごまつりIN吉井川」(同実行委主催)が2、3の両日、吉井川河岸緑地公園などで開かれ、2日間で昨年より9000人多い、過去最多の来場者数14万3000人(主催者発表)が津山の夏の風物詩を満喫した。
まつりは、熱中症対策として両日とも午後6時から開催。花火がメインの3日は約10万2000人が繰り出し、午後8時から打ち上げがスタートした。昨年よりも2200発多い、県下最大級の8200発。枝垂れ桜に見立てた幻想的な花火や音楽と融合した演出で魅せ、親子連れやカップルらから「わあ、きれい」「すごい」と歓声が上がった。


市観光協会が設けた津山城(鶴山公園)の特別観覧席では約510人が来場し満席の状態に。津山鶴山ライオンズクラブが提供するかき氷や干し肉、焼きそばといった屋台グルメを堪能しながら花火の打ち上げを待っていた。
毎年花火を見るために来津するという岡山市の自営業・清水芳可さん(59)は「初めて特別観覧席を利用し、とても見やすい位置で花火を楽しむことができた。津山の花火は年々スケールが上がっているように感じられ、見応えがあって気に入っている」と笑顔で話していた。
夜店がずらりと並んだ緑地公園の特設ステージでは、和太鼓演奏やキッズダンスショーなどを開催。アイドルグループ・STU48によるパフォーマンス、シンガーソングライターのDIーRAYさんらが登場し、大盛況だった。津山商工会館でのおばけ屋敷、城下スクエアではBMXとスケートボードの体験会などもあり、家族連れらでにぎわった。

関連記事