岡山県英田郡西粟倉村で15日、県内で唯一となる夏の成人式「二十歳のつどい」が開かれ、対象18人のうち13人が出席し、同級生との再会を喜びながら大人としての一歩を踏み出した。
会場のあわくら会館に涼しそうな浴衣やワンピース、スーツ姿で出席した若者たち。一人ひとり「親に恩返ししたい」「小学校の先生を目指して勉強している」「子どもたちにダンスを教えられる素敵な先生になりたい」と夢や近況を報告した。
青木秀樹村長が「しっかりと目標を掲げ、社会での自分の役割や仕事を認めてもらえる大人になれるよう、活躍を期待している」とあいさつ。代表して大阪教育大学2年・國里凌央さんが思い出を振り返るとともに「私たちを支えてくれた全ての方々から得たものを今後の糧とし、人として成長していきたい」と決意を述べた。
式典のあとワークショップを楽しみ、旧交を温めた。
