県内主要観光施設30カ所 7月から大幅落ち込み

行政・公共
         

 県がまとめた8月の県内主要観光施設30カ所の利用者調査によると、全体では43万896人でコロナ禍前の一昨年同月比45%減。 新型コロナウイルス感染拡大の影響で7月(同15・3%減)から大幅に落ち込み、美作県民局エリアの客足も同39・3%減(7月同5・5%減)となった。
 3県民局(備前、備中、美作)管内ごとに月別利用者数を集計。デルタ株の猛威により切迫度が「ステージ3」に引き上げられた5日から「Go To イート」など各種経済対策事業が一時停止され、20日からはまん延防止等重点措置の適用に伴い大半の施設が休館になった。
 美作エリアの10施設は計15万2578人。このうち津山城(山下)は一昨年同月比66・6%減の1885人、津山まなびの鉄道館(大谷)は同66・9%減の3344人、ノースビレッジ(勝央町岡)も同67・6%減の15238人に低迷。
 一方、後楽園(岡山市)などの備前県民局エリアの10施設は、一昨年同月比58・6%減の10万6508人、備中県民局エリアは同37・7%減の17万1900人だった。
 同時に調査しているホテルや旅館の利用状況では、任意に選んだ50施設のうち回答が得られた39施設の宿泊者数は一昨年同月比44・4%減で、7月(同30・1%減)より悪化。
 県観光課では「引き続きまん延防止等重点措置の適用期間となった9月も厳しい状況の見込み」としている。


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