第9回「フォトサークル四季写真展」が1日、岡山県津山市新魚町のアルネ津山4階・アートギャラリーで始まり、季節の風景や風物などをとらえた意欲作が来場者を楽しませている。6日まで。
県北の愛好者でつくる同サークルのメンバー14人と講師の明楽俊應さん、渡辺正則さんが、県内で撮影した写真計48点を出展した。
満開のサクラと菜の花(津山市)、迫力のある氷結した滝(鏡野町)、シバザクラに囲まれた水田を走る農機(西粟倉村)、蒜山高原のソバ畑の情景など、臨場感あふれるカットがずらり。草花に宿した水滴をズームアップした作、子どもたちの無邪気な表情をとらえたものもあり、訪れた愛好家たちは一点一点じっくりと見入っていた。
写真が趣味という小田中の小竹隆志さん(66)は「全体的にレベルが高く、地元の風景も写真で改めて見ると絵になりますね」と話していた。