岡山県美咲町議会は22日、美作高校(岡山県津山市)とSDGsパートナーシップ包括協定を締結した。高校との包括協定締結は県内町村議会では初。
内容は▽SDGsの目標達成に向けた意見交換と活動支援▽美作高校の人材育成と教育活動の充実発展▽美咲町議会の政策形成、調査研究及び広報広聴活動の充実発展―など。有効期間は来年3月末まで。1年延長あり。
調印式は山北の同校であり、町議13人を含む約20人が出席。松島啓議長と早瀬直紀校長が署名した協定書を交わした。早瀬校長は「本校の教育目標は地域を支える人材づくりと地域愛の醸成。生徒たちの考えや感性を取り込んでいただきたい」。松島議長は「持続可能な地域づくりに向け若い感性に期待している。また主権者教育にもつなげていきたい」とそれぞれあいさつした。
24日には包括協定連携事業としてLGBT合同研修会を開く。このほか出前議会など年に2回以上の事業を計画している。
同町議会は昨年1月に美作大・同大短期大学部と同様の協定を締結している。
県内町村議会では初!美咲町議会と美作高校がSDGsパートナーシップ包括協定を締結 / 岡山県津山市・美咲町