岡山県美咲町議会が、国内最大の政策コンテスト「第18回マニフェスト大賞」(同実行委主催)で議会改革賞優秀賞に選ばれた。同賞の受賞は県内の町村議会では初めて。
地方自治体の首長や議会、市民らによる地域の民主主義向上に資する優れた取り組みを表彰。全国から3088件の応募があり、40件が入賞した。
タイトルは「美咲町議会版『持続可能な議会の確立』を目指した挑戦」。小中学校や高校、大学と模擬議会や意見交換会を開催し、若者を対象に応援団「議会アンバサダー制」を導入している。さらに議員のなり手不足解消に向けた広報活動や研修会といった取り組みが評価され、昨年の躍進賞に続き、2度目の入賞となった。
美咲町原田の町役場で報告会があり、松島啓議長が議員の前でマニフェストを発表し「大変感激している。他の地域の先進的な事例を取り入れながら、町民の福祉向上に向けてさらに活動を活発化させたい」と喜びを語った。
授賞式は10日に東京であり、松島議長が発表会に臨んだ。