岡山県真庭市の蒜山高原で真っ白なソバの花が見ごろを迎え、県北に秋の訪れを告げている。
県内最大のソバの産地で、今季は76戸が42ヘクタールで栽培。高原を白く染める小花は秋の風物詩として親しまれ、観光客らが蒜山三座を背景に写真を撮るなどしている。
ひるぜん蕎麦生産組合によると、夏の猛暑の影響があったものの、その後は回復して順調に生育した。見ごろは今月下旬までで、10月中旬から実の収穫が始まり、収量は例年並みの30トンを見込んでいる。