第46回県北写真展(県北写真連盟主催、津山朝日新聞社など後援)が新魚町のアルネ津山4階・市立文化展示ホールで開かれ、多彩な被写体をとらえた意欲作に来場者が見入っている。8日まで。
同連盟のメンバーと一般、美作地域の高校生の約110人が計209点を出展した。稲刈りが行われる美咲町の棚田や冬の朝を走り抜ける列車、川面を彩る美しいオシドリ、秋祭りで演技する奴さんの表情など、景色や人物、動物をとらえた秀作がずらり。津山城の真っ赤な紅葉や獅子舞にかんでもらう子ども、大胆な構図のハスといった作品も目を引き、訪れる人たちを楽しませている。
定久照義会長は「新型コロナの影響でイベントが中止になるなど活動が制限される中だが、四季折々の風景など力作がそろった。レベル的にも優れた作品が多い」と話している。
マスク着用や三密を避けての鑑賞、受付での検温など、コロナ対策を行っている。
主な入賞者は次の通り。(敬称略)
▽県北写真連盟会長賞=「いきな訪問者」青木辰子▽津山市長賞=「食事中」光嶋孝▽山陽新聞社賞=「ひよどり」=柳井ひとし▽津山朝日新聞社賞=「コロナ太り?」杉山和美▽審査委員特別賞=「和気あいあい」中島克子
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多彩な作品が並ぶ会場