岡山県の「県北難病友の会」の第37回定期総会が8日、同県津山市山北の市総合福祉会館で開かれ、本年度の活動計画を決めた。
会員や来賓約20人が出席した。物故会員に黙とうをささげた後、中井一政会長が「コロナの影響で活動はほとんどできなかったが、本年度は交流会などの取り組みを行っていきたい」とあいさつ。来賓として、野口薫副市長が谷口市長のメッセージを代読、市身体障害者福祉協会長の藤田勉顧問が祝辞を述べた。
議事では、「障害者差別のない住み良い街づくり、夢と希望を持ち頑張ろう!」をスローガンに▽友愛テレホンと生活相談▽患者家族の親睦会▽闘病患者の福祉と生活支援の強化▽PR活動として市の広報などに行事を掲載し、一般市民にも知ってもらう―などに取り組むことを承認した。
同会は難病患者とその家族を対象に組織し、難病医療福祉対策を推進するとともに、社会参加の場所を提供するために活動。会員は約70人おり、パーキンソン病が多いという。