県教委 2023年度公立高校特別入試の志願状況を発表

教育・保育・学校
         

 県教委は27日、2023年度公立高校特別入試の志願状況を発表した。専門学科と総合学科の定員枠上限引き上げに伴い、県立全日制41校の募集定員が4462人(前年度3178人)に増えたのに対し、志願者数(全国募集を除く)は6808人(同6582人)。平均競争率は1・53倍(同2・07倍)となった。
 定員枠は、普通科は従来通り全体の30%とした一方、専門学科と総合学科は従来の上限(原則50%)を引き上げ、50〜80%の範囲内で各校が自由に設定。
 美作地方(岡山御津を含む)関係の9校19科では、勝山普通が2・29倍(前年度2・15倍)で最も高く、次いで林野普通2・17倍(同2・78倍)、津山工業デザイン1・86倍(同2・00倍)、津山東食物調理1・80倍(同2・35倍)、勝間田総合学科1・70倍(同1・48倍)などの順。定員割れは真庭看護0・63倍(同0・80倍)、真庭経営ビジネス0・87倍(同1・60倍)、岡山御津キャリアデザイン0・98倍(同0・75倍)。
 多様な能力や適性により選抜する特別入試は、入試制度の変更に伴い14年度から導入され10年目。全校共通の学力検査(国語、数学、英語)や面接、各校独自の小論文、実技などを2月8、9日に実施し、合格内定通知は17日。


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