県教委 県内中学校卒業見込み者 第２次進学希望調査

　県教委は25日、今春の県内中学校卒業見込み者の第２次進学希望調査（10日現在）を発表した。県立全日制50校の平均競争率は１・05倍（前年同期比０・03●増）で、同時期としては６年ぶりに上昇した。
　卒業見込み者（１万７１６２人）のうち、進学希望者は１万６９９７人で99・０％。進学希望者の内訳は、県内の県立全日制が67・２％（１万１４２９人、同０・６●減）、私立全日制は20・２％（３４３１人、同０・４●減）、津山高専は１・１％（１８９人、同０・１●増）だった。県外への進学希望者は４・４％（７５２人、同０・９●増）。
　美作地方９校（岡山御津を含む）の学科別で競争率が最も高いのは津山工業建築の１・28倍（前年同期０・83倍）と津山工業機械の１・28倍（同０・80倍）、次いで津山東食物調理１・18倍（同１・20倍）、津山工業ロボット電気１・10倍（同０・63倍）の順。くくり募集の津山普通・理数は１・05倍（同１・05倍）、津山商業地域ビジネス・情報ビジネスは１・13倍（同１・14倍）となっている。一方、定員を下回ったのは真庭看護０・23倍（同０・50倍）、勝山普通蒜山校地０・63倍（同０・25倍）など６校10科。
　県立全日制校は、特別入試が１月25〜27日に出願を受け付け、２月９、10日に学力検査や面接などを実施。一般入試の出願期間は同22〜25日で、３月８日に学力検査、９日に面接と実技を行う。また新型コロナウイルス感染症にり患した生徒らを対象に、同24日に再度の受験機会を設定している。