岡山県産業廃棄物協会津山支部(山田耕司支部長)は17日、不法投棄された廃棄物のクリーン作戦を野介代の市道沿いで実施し、半日で約4・4トンを回収した。
同支部会員の産廃収集運搬業者や中間処理業者、地元住民、美作県民局職員ら約50人が参加。
約300メートルの沿道を2カ所に分かれ、斜面に捨てられたテレビや冷蔵庫といった廃家電、ベッド、乗用車の古タイヤなどを手作業で分別し、撤去した。現場には「不法投棄 みどりの山が泣く」などと書かれた2種類の看板を計4枚設置した。
山田支部長は「人目につかない山奥で捨てられやすい。今後も地域と連携し見守っていく」と話していた。
この活動は1995年から各団体がボランティアで参加しており、3年ぶりに実施した。
(写真)不法投棄された廃棄物を回収する参加者
岡山県産業廃棄物協会津山支部(岡山県津山市) クリーン作戦
- 2022年11月18日
- 経済・産業