岡山県真庭市落合垂水の旧市役所落合庁舎前の旭川河川敷でこのほど、「第77回落合納涼花火大会」(同大会実行委、真庭商工会など主催)が開かれ、約2500発の打ち上げ花火が真夏の夜空と旭川の川面を彩った。
1932年から続く歴史ある花火大会。交通規制された同庁舎前には浴衣姿のカップルや家族連れら約6万3000人(主催者発表)が繰り出し、夜店も並びにぎわった。
花火は午後7時50分から始まり、迫力ある音ととともに打ち上げられた大輪が夜空を焦がした。きらびやかな光が頭上に降り注ぐような迫力に、観客から「わあ、きれい」と感嘆の声が上がった。アマチュアカメラマンや、SNS映えを狙う若者らも多く、存分に撮影を楽しんだ。