岡山県英田郡西粟倉村で15日、県内で唯一となる夏の成人式「二十歳のつどい」が開かれ、対象の16人のうち11人が出席し、同級生との再会を喜びながら大人としての一歩を踏み出した。
会場のあわくら会館に涼しそうな浴衣やドレス、スーツ姿で出席した若者たち。一人ひとり「地元で林業の仕事に就いていて、これからも頑張りたい」「英語の教員になっていつか西粟倉で働きたい」などと夢や近況を報告した。
青木秀樹村長が「行動を起こして得られる気づきが幸せに結びつく。理想が実現できるよう頑張ってほしい」とあいさつ。代表して愛媛大学2年・今西樂さん(20)が「西粟倉での思い出が大きいほど、互いに引き合う『絆』という力が私たちをつないでくれる。この絆を忘れずにどんな時でも支え合える関係でいたい」と決意を述べた。
式典のあとワークショップを楽しみ、旧交を温めた。
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