県は9日、真庭市蒜山下和の旅館「蒜山なごみの温泉津黒高原荘」で食事をした大阪府内の小学5年生77人と教員6人の計83人が、下痢や腹痛などの食中毒症状を訴えたと発表し、同旅館を9日から12日まで4日間の営業停止処分とした。入院患者はおらず、全員快方に向かっているという。 県生活衛生課によると、林間学校で訪れた5年生89人と教員9人が5日の夕食と6日の朝食、夕食を取った。献立はミニ寄せ鍋、野菜サラダ、だし巻き卵などで、ほかに共通する食事がないことから同旅館の料理が原因と断定した。