任期満了に伴う真庭市の市長・市議選が4日、告示された。市長選は、無所属で現職の太田昇氏(69)=久世=が、無投票で3回目の当選を決めた。同市長選は4回続けて無投票となった。
太田氏は選挙カーで久世の事務所に戻った午後5時、立候補の届け出が締め切られ当選が決まると、支持者約100人(事務所発表)と万歳三唱。喜びを分かち合った。
「三たび真庭市長を務めることになり、緊張している。嬉しさとともに責任を感じている」と太田氏。「過疎・過密の日本をバランスの取れた国土構造にする必要があるが、そのなかに真庭の果たす役割がある」と強調したうえで「エネルギーと食料自給率向上、災害に強いまちづくりを推進することで日本の進むべき方向の先端をいく」と決意を述べた。
太田氏は津山高校から京都大学法学部卒業後、京都府庁に入庁。同府副知事を経て2013年に初当選。CLTで地方創生を実現する首長連合共同代表などを務めている。
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当選を決め、支持者と万歳をする太田氏
真庭市長に太田氏
- 2021年4月5日
- 行政・公共