真庭署、湯原温泉街の観光施設や民家を巡回、啓発活動行う/岡山・真庭署

行政・公共
         

 真庭署は2日、新型コロナウイルス感染拡大防止で営業を自粛している岡山県真庭市の湯原温泉街の観光施設や民家計約50軒を署員が回り、便乗した詐欺などの犯罪被害に遭わないよう啓発活動を行った。
 黒田俊介署長、地域、生活安全課署員ら計9人が参加。湯原温泉の市営駐車場で出発式があり、黒田署長が「人通りが少なくなった場所を狙い、車上あらしや侵入盗が増えている。高齢者世帯も多く、管内から被害者を出さないように注意喚起しよう」とあいさつした。
 続いて、新型コロナウイルス便乗詐欺、出入り口の施錠や貴重品、駐車場管理の徹底、マスク送りつけ商法に気をつけることなどを呼びかけるチラシ3枚を1組にして、事業主や住民らに「同様の手口が全国で発生しており、いつ狙ってくるかわからないので、警戒してください。怪しいと思ったらすぐに警察に相談を」と声をかけ手渡した。
 湯原町旅館協同組合の高橋忠孝代表理事(52)は「人通りも、施設スタッフも少なくなっており不安に思うところはあるので、啓発は大変ありがたい」と話した。
 美作地区では同様に、美作署が湯郷温泉街で1日に啓発活動を行っている。
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犯罪被害に遭わないように呼びかける黒田署長


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