岡山県真庭青年会議所(JC)の第62代理事長に就任した妹尾一輝さん(37)は、「懸命〜今を生きる」をスローガンに掲げる。
「昨年創立60周年を迎えた。先輩方が世のため人のため懸命に活動を積み重ねてこられた結果。この歴史・伝統に誇りをもち積極的に行動することで、さまざまな地域課題の解決、地域の発展へとつなげていきたい」
2013年入会。まちづくり委員会委員長、出向委員会委員長、副理事長などを歴任。岡山ブロック協議会に出向し、傑出した人財育成委員会委員長も務めた。
理事長就任最初の仕事は、能登半島地震の災害支援物資の準備だった。日本青年会議所の要請で、地震発生の翌日2日には支援物資の荷造りを開始。3日には岡山ブロック協議会事務局が指定する倉敷に送り届けた。
「実践力がJCのすごいところ。こんな仲間が全国にいることを誇りに思う」
JC活動・運動の魅力は「人脈、チャレンジ、学びの場がたくさん与えられること」。19年には県内15JCのアカデミー会員を対象にした研修会の委員長を務め「真庭で真夏のスポーツ雪合戦」を開催。
「目的があればすごい力を発揮する。濃い時間を共有できた」
会員は14人。「会員拡大が課題。他団体との連携にも積極的に取り組みたい。真庭を盛り上げる仲間を1人でも多く増やしたい」
あいでんセノオ店。3月から代表取締役。妻と子ども3人の5人暮らし。趣味はゴルフ。