農業を学ぶ真庭高校久世校地(真庭市中島)の生徒が27日、同校で育てられたフルーツパプリカ「ぱぷ丸」の苗をJA晴れの国岡山に贈った。
ぱぷ丸は、同晴れの国岡山真庭統括本部が新たな産地食材にしようと普及に力を入れており、小ぶりで甘みが強いのが特徴。2019年から同校に苗を育ててもらっている。
生物生産科で農業経営の授業を受ける3年生9人が、卒業生が手がけた900本のうち、生産農家に届けられる600本を同晴れの国岡山真庭広域営農経済センターの名和巧センター長に渡した。残りの300本は生徒が実習で使う。
二宗拓実さん(17)は「消費者の皆さんの食卓に並ぶのはうれしい。私たちも先輩から受け継いだ苗を大切に育てていきたい」と話した。
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ぱぷ丸の苗をJA職員に贈る3年生
真庭高校久世校地フルーツパプリカ「ぱぷ丸」の苗をJA晴れの国岡山に贈った
- 2021年5月1日
- 教育・保育・学校