津山市内の社会福祉法人に勤務実態のない親族に支払う給与などとして約497万円を支出させたとして、津山署は14日、いずれも林田、職員の男性(64)、女性(62)を社会福祉法違反の疑いで逮捕した。
調べでは両容疑者はきょうだいで、容疑者の男性が常務理事を、容疑者の女性が理事を務めていた2017年4月から19年12月までの間に、働いている事実のない親族1人に対して支払われる給与約404万円と社会保険料など93万円を同法人に支出させた疑い。
同署によると、2人とも親族は働いていたと容疑を否認。給与が支払われた本人が犯行に加担していたどうかを調べる。