神社で茅の輪をくぐり「悪い部分〝けがれ〟をしっかり落として、熱い夏を乗り切って」/岡山・津山市

祭事・神事・法要 茅の輪くぐりをする人
茅の輪くぐりをする人
         

岡山県津山市二宮の高野神社で16日、「夏越大祓(なごしのおおはらえ)」の神事(18日開催)に先立ち、茅の輪が建てられ、参拝客は無病息災を祈り、輪をくぐっている。

この日は日差しが強く、気温が30度を超える中、地区の山西町内会の有志たちが協力して本殿の前に直径約2メートルの茅の輪を設置。訪れた人たちは、早速しきたりに沿って輪の中を通った後、息を吹きかけた人形(ひとがた)を奉納して心身を清めた。

河原仁司宮司(43)は「今まで身に付いた悪い部分〝けがれ〟をしっかり落として、熱い夏を乗り切ってほしい」と話している。

茅の輪くぐりと人形の奉納は23日まで行われている。

夏越大祓の神事は午後5時から実施。6時から陶芸体験教室、7時から怪談イベントが開催されるほか、屋台が立ち並ぶ。

問い合わせは、同神社総代(☎0868-28-1978)。


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