神谷昇子絵画教室の第10回「Lemonの会展」が沼のくらやアートホールで開かれ、油彩や水彩などの意欲作が来館者の目を楽しませている。3日まで。
洋画講師の神谷さん(上横野)と市内の教室で制作に励む愛好者18人が近作50点を出展。
油彩は残雪の大山、満開のヒマワリ畑、錦秋の森、岩峰を行く登山者といったモチーフが柔らかなタッチやラフな筆遣いで描かれている。水彩では淡いにじみがみずみずしいコスモスの花、渓流や漁港の風景、冬瓜は色合いが印象的。さらに醍醐桜、アジサイといった花々のパステル画、はほほ笑む少女のアクリル画も目を引く。
神谷さんは「制作を続けて回を重ねる中、それぞれに感性や持ち味がよく表現されている。多くの方に見てほしい」と話している。
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水彩などの意欲作を観賞する愛好者
神谷昇子絵画教室 第10回「Lemonの会展」
- 2021年10月1日
- 芸術