「福島を正しく伝える写真パネル巡回展〜大地と人の力〜」が新魚町の市立図書館前フロアで開かれている。福島第一原発事故から12年たつ中、被災地の厳しい現状や、未来へとたくましく生きる人と自然を写し出している。7日まで。
ふくしまっ子津山でのびのび元気回復夏休み親子保養プロジェクト実行委主催。パネル24点を並べた。
70頭の牛の命と土を守り続ける男性、一緒に避難できず取り残された動物たちの姿、家族の見守りがかなわなかった解体家屋の”最期”…。立ち入り禁止区域の中で人々がどのような被災を強いられているのか、現実を伝えている。
また実行委が夏に行っている福島の親子を招く保養プロジェクト、福島の人たちを支援するひまわりプロジェクトの様子も紹介している。
実行委では「震災から12年たち、刻々と変わりつつある福島の実際の様子を写真から感じてほしい」と話している。来場者にはヒマワリの種のプレゼントもある。