岡山県津山市宮脇町の徳守神社で2日、「大節分祭」が開かれ、福を求める大勢の家族連れらでにぎわった。
午前10時から鬼とお福姿の氏子らが周辺町内を巡った。境内には屋台が並び、家族連れらが続々と集まった。午後3時半から行われた豆まきでは、厄払いを受けた男女が特設舞台に登場。福豆と菓子をまくと、参拝者たちは歓声を上げながら手を伸ばしていた。
同僚の年男と2人で厄払いを受け、宮司からお守りを受け取った倉敷市の会社員・林香里さん(24)は「実家が徳守さんの目の前で、七五三、受験とお世話になり、厄払いも受けようと決めていた。豆まきでまく側は初めてだったけれど、とても楽しかった。明るい世の中になってほしいですね」と話していた。
夜にも豆まきがあったほか、参拝者には甘酒が振る舞われ、福引きも人気を集めていた。