秀実小学校(桑上)は15日、新型コロナウイルスの影響で中止となった修学旅行の代わりに企画した「津山発見!旅行プロジェクト」を実施。同校の6年生12人は奈義町や津山市内の観光スポットを巡り、地元の魅力を再発見しながら思い出をつくった。
津山市の城東地区では、児童たちが班別にプランを決め、パンフレットを片手に「城東むかし町家」や「和蘭堂」などに立ち寄ったり周囲を散策したりして、町並みの風情を楽しんだ。津山洋学資料館にも訪れ、宇田川榕菴や箕作阮甫などの偉人について学んだ。
奈義町柿のなぎビカリアミュージアムでは展示された巻貝などの化石を見学した後、同敷地内で新種発見を目指す発掘作業に挑戦した。職員に教わりながらカナヅチを手にして、石をたたくとカニなどの化石が現れ喜んでいた。
北圭丞君は「京都や奈良に行けないのは残念だったけど変わりに良い思い出ができた」と話した。
市内小中学校では、9月25日の時点で26校が県内または鳥取県での日帰り旅行や、学区内でウォークラリーを行うなどの代替えの予定を立てている。
p
展示品を見る児童ら
秀実小代替え修学旅行
- 2020年10月23日
- 教育・保育・学校