県内の私立高校で27日、2021年度選抜1期入試があり、津山市内の美作、作陽高校では中学3年生計約1480人が学科試験や面接に臨んだ。合格発表は2月3、4日。生徒はこれから公立高などの入試も待っており、■15の春■に向けた試練が続く。
美作高(山北)は普通科の定員250人に対し、1338人が受験。午前8時50分から、同校を含む6会場で、「エクセル特進」「特別進学」は国数英理社の計5科目、「進学」「探究」「福祉医療」は国英に加え数理社いずれか1科目の計3科目と面接に臨んだ。
試験開始前、中学校の制服を着た生徒たちは、机に鉛筆や消しゴムを置き、背筋を伸ばして緊張した様子で待っていた。
新型コロナ対策として、感染者の濃厚接触者に当たる生徒は、2月21日の選抜2期入試(合格発表は24日)の受験に変更するなどの対応を取った。
作陽高(八出)はくらしき作陽大学・作陽短期大学(倉敷市)で実施し、普通科定員240人に対して144人が出願。「スーパー特進」「特別進学」「スポーツ」など計5コースでそれぞれ学科試験と面接に臨んだ。
公立高の日程は、特別入試が2月9、10日、一般入試が3月8、9日。津山高専の学力選抜は2月13日。
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試験開始を待つ受験生たち=美作高で
私立高校1次入試
- 2022年1月27日
- 教育・保育・学校