「秋の交通安全県民運動」(21~30日)に合わせて県自動車整備振興会美作支部は22日、岡山県津山市の国道53号沿いの待避所・福田パーキングエリアで恒例の啓発活動を行い、ドライバーたちに安全運転を呼びかけた。
同支部の役員、理事10人と津山署員が参加。支部メンバーは署員の誘導で待避所内に停車した車の運転手に「子どもやお年寄りたちの安全を守るように気を付けて運転を」、「安全運転への理解とご協力をお願いします」などと声をかけながら、1年定期点検やブレーキ装置のメンテナンスに関連したチラシとグッズをまとめたセット150部を手渡していった。
石本直樹支部長は「交通弱者や歩行者たちを事故から守っていけるように啓発を続けたい。市民のみなさんが笑顔でいられる安心できる社会の一歩として車を運転する人たちには日ごろから交通ルールとマナーを守る運転を心がけてほしい」と話している。
同署によると、今年1月から8月末までの管内の事故件数は1802件(昨年同比119件増)。このうち人身事故は146件(同22件増)で、死亡事故は1件(増減なし)。人身事故件数のうち、36件の加害者は65歳以上の高齢者となっている。