30年以上バラを育てている岡山県津山市領家の甲本通晴さん(74)宅の「甲本バラ園」で、秋バラが見ごろを迎え、園内を彩る花々が県内外の愛好家らを魅了している。10日ごろまで楽しめる。
約5アールの庭で345品種約360株を栽培。定番の赤やピンクの海外産のバラをはじめ、薄オレンジ色の愛らしい和バラや薄紫を帯びた白色の「ポルトブルー」、強い芳香が特徴の「ボレロ」など色鮮やかな花が続々と咲き誇り、辺りはさわやかな香りに包まれている。残暑の影響で例年より1週間ほど遅れ、今月中旬に開花したという。
15年ほど前からオープンガーデンにし、近年は県外から足を運ぶ人も多い。甲本さんは「春と比べると少々小ぶりだが、色に深みがあるのが秋バラの魅力。皆さんに楽しんでもらいたい」と話している。
観覧無料。周辺に駐車場を設けている。問い合わせは、甲本さん(TEL:080ー6341ー9476)。
