岡山県津山市二宮の大東町内会の秋祭が8日、同所のDaichiグループ所有地で開かれ、地域住民らが秋晴れの下、多彩なグルメを味わいながら地域の絆を深めた。
同町内にあるDaichiと津山みのり学園(ともに二宮)が協力し、つきたてもちを使ったぜんざいや雑煮、焼肉セット、カニ汁、おでん、焼きそばなどの屋台を出店し、来場者に振る舞い。続々と訪れる家族連れや会社仲間らが炭火で肉を焼いてほお張ったり、出店者と話を交わしたりしながら楽しいひとときを過ごした。

さらに会場では高さ25メートルの高所作業車が登場し、子どもたちが乗車を体験。輪投げやくじ引きも人気を集めた。当日は高齢者にも足を運んでもらおうと会場から自宅付近への送迎バスも運行しており、池田輝文町内会長(75)は「近隣の住民や福祉施設の利用者の外出の機会になればと、皆さんにご協力いただき毎年開いている。少しでも楽しんでもらいたい」と話していた。
