秋祭りに欠かせない郷土料理・鯖寿司づくり最盛期迎える ピーク時は日に1000本以上/岡山

経済・産業 手際よく鯖寿司をつくる榎本代表ら=岡山県津山市で
手際よく鯖寿司をつくる榎本代表ら=岡山県津山市で
         

 作州地域の秋祭りには欠かせない郷土料理鯖寿司(さばずし)づくりが、専門店や仕出屋などで最盛期を迎えている。

 「コロナ禍前以上の勢い、想像以上」―。そう話すのは、美園食品本店=岡山県津山市里公文=の榎本正人代表(54)。

 9月終わりごろから予約が入り始め、ピーク時は日に1000本以上つくる。スタッフ9人が作業。サバと酢飯を型に入れて押し、セロファンで包む。午前1時から午後3時ごろまで続く。

 「今年のサバもしっかり脂がのっている」と榎本代表。塩抜き、独自の合わせ酢に1〜2昼夜浸す。地元のうるち米ともち米をブレンドして酢飯にする。

 「お客さんと一緒に祭りを盛り上げていきたい」

 トレー入りは1個950円、焼き鯖寿司、味噌煮さば寿司なども人気。市内や県南でも販売、地方発送も。同店(TEL:0868-57-3939)。


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