津山高専公開講座「夏休み科学教室」が3、4の両日、同校=岡山県津山市沼=で開かれ、市内外の小中学生約200人が科学やものづくりの楽しさにふれた。
電子オルゴールやLEDを点滅させる電子回路など6講座を実施。同校教員が講師を務め、学生たちがサポートした。
そのうち「作ろう・飛ばそうモデルロケット」では、固形燃料で飛ぶモデルロケット作りに挑戦した。「安定して飛ばすには、重心は空力中心より上にあることが必要」といった説明を受けて製作。画用紙を丸い棒に巻き付けて筒形の胴体にし、羽やパラシュートなど順番に組み立てた。
またイルミネーション地球儀では、ペーパークラフトと電子回路でメロディに合わせて光る作品を作った。林田小6年の芦田龍之介君(11)は「難しくなく、楽しく作ることができ、ものづくりにもっと興味を持てた」と話していた。