都市圏から地方への移住を希望している人たちに岡山県津山市の暮らしを体験してもらうツアーが13、14の両日、開かれた。
津山市が2015年から行っている継続事業。北海道、東京、愛知や大坂などの関西圏から10~50代の4組16人が来津した。
因美線に乗車してJR津山駅から美作滝尾駅まで移動。加茂地域の農家で野菜の収穫を体験し、空き家の見学を行った。翌日は買い物先などの生活環境や、津山郷土博物館などを訪問。横野和紙の紙すきワークショップにも挑戦した。
家族3人で名古屋から訪れ、加茂地域の空き家を熱心に見学していた50代の会社員男性は「程よい田舎加減が絶妙。畑があって、水がきれいだというのもポイントが高いですね」と話していた。