県は、新型コロナウイルスの感染防止に向けた飲食店の対策状況を第三者がチェック、認証する制度の申請受付を2日から開始した。25項目の基準を示し、認証店にはステッカーを交付するとともに店名をホームページに掲載し、利用者が安心できる環境のアピールにつなげてもらう。
認証基準は▽テーブルや座席の間隔を1?以上確保かパーティションなどの設置▽十分な換気の徹底▽来店客への手指消毒の呼びかけ▽料理は大皿を避けて個々に提供する―などで、25項目すべてをクリアする必要がある。さらに17の努力項目も設定。
飲食店や喫茶店など約1万店が対象となり、申請期間は10月末まで。審査は、申請後1カ月以内に県の委託業者が各店舗を訪問して行い、10日前後で認証される。
同認証制度は、一定の効果を上げている山梨県の取り組み「やまなしグリーン・ゾーン認証」をモデルとし、政府が導入を要請。
県農政企画課では「感染拡大を抑制するため、安心安全な岡山の外食文化を守るため、多くの店舗に協力してほしい」としている。
申請に関する問い合わせは、専用コールセンター(TEL086-222-5611)。
第三者認証受付開始
- 2021年8月4日
- 医療・福祉