第16回「津山写遊クラブ」作品展が新魚町のアルネ津山4階・市立文化展示ホールで開かれ、四季の情景などをとらえた意欲作に来場者が見入っている。メンバーの高齢化などにより今回が最後で14日まで。
市と周辺の熟年愛好者でつくる同クラブ(?橋典男代表)の会員6人と、講師の日本写真会同人・竹内克友さん=田町=が、県内外で撮影した近作36点を出展。
朝もやたなびく渓流や滝のしぶきに映る虹、竹林に覆われた廃線の軌道、白銀に輝くススキ野原、おさなごのあどけない表情など、光線や構図に苦心が垣間見えるカットが並ぶ。咲き競う紅白のヒガンバナ、モノクロでノスタルジックさを強調した風景や人物も印象深い。
?橋代表(84)=上之町=は「高齢になり体調不良のメンバーもおり、残念だが最終回とした。愛好者の皆さんにぜひ見てほしい」と話している。
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人物や風景などのカットに見入る来場者
第16回「津山写遊クラブ」作品展