岡山県津山市は28日、第17回「新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を津山市役所で開いた。開始を見合わせていた観光関係3事業を9月1日から、県内を対象にスタートさせることなどを報告した。
県内の感染状況が比較的落ち着いていることから開始。宿泊などの条件を満たした観光客にクーポン券発行などを行う「津山Come On! キャンペーン」をはじめ、会議や研修旅行・学会などでの助成拡充「MICE誘致促進事業」、校外学習や研修などで市内施設を訪れた団体への助成「教育旅行振興事業」。市観光協会が実施主体となる。
併せて、「スポーツ大会・合宿誘致事業補助金」についても、県内からの宿泊に限定して1日から運用を再開することとした。
一方、公共施設全般に関しては、県外からの利用を控えてもらう期間を9月末まで延長する。
会議ではこのほか、21日が申込期限だった地域商品券について速報値で、津山商工会議所の「石垣」(4万冊)が申込件数1万9948件、申込冊数5万7675冊で抽選に。作州津山商工会の「スマイル」(1万冊)は申込件数3670件、申込冊数9790冊だったとの報告があった。
また、「飲食店利用促進支援事業」として、市内飲食店やタクシー・運転代行で使用できる「プレミアム付きグルメ券」を、市都市整備公社から4万冊発行する。1冊500円券14枚つづり(額面7000円)を5000円で販売。パンフレットを広報津山10月号に折り込み、往復はがきを使用し10月16日を申込期限とする。使用期間は11月10日から2月21日まで。
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あいさつする谷口市長