第21回「作州の民芸ものづくり展」(津山民芸協会主催)が新魚町のアルネ津山4階・地域交流センターで開かれ、創意を凝らした多彩な工芸作品が来場者の目を楽しませている。26日まで。
市と周辺の工芸家でつくる同協会(小林博道会長)の会員や会友11人が近作約1000点を出展。
釉(ゆう)の色合いが味わいを醸す花器や酒器、ベンガラ染めののれん、柔らかな波紋が浮かぶ吹きガラスのグラスや一輪挿しもさりげない「用の美」を醸す。さらに干支(えと)をモチーフにした郷土玩具、すす竹で作った昆虫や生活雑貨、愛らしい土器びなの置物などが並び、即売に応じているほか、実演、ワークショップのコーナーも設置。
南町の自営業女性(65)は「どれも職人技が素晴らしい。中でも吹きガラスの小物が気に入った」と話した。
小林会長は「それぞれ丹精込めたこだわりの作品。地域の民芸の魅力にふれてほしい」とアピールしている。
p
多彩な工芸作品に見入る来場者
第21回作州の民芸ものづくり展開催中
- 2020年10月21日
- イベント