第21回全国小学生倉敷王将戦・県代表選考会

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美咲町の旭小学校3年・土山史織さんが、第21回全国小学生倉敷王将戦・県代表選考会」(同市文化振興財団主催)の低学年の部で準優勝に輝き、全国大会への出場権を獲得した。女子の県代表は初めて。「優勝できなくて悔しかった。全国大会でもやっぱり1番になりたい」と土山さん。
 低学年の部には県内の腕自慢の小学生20人が出場した。5回戦を対局して土山さんは2位に入賞し、上位2人に与えられる切符をつかんだ。全国大会は8月6日に倉敷市文芸館で開かれ、都道府県予選を勝ち抜いた128人が集う。
 史織さんは兄弟に泰輝三段・現美作アマ名人(旭中3年)や蒼介初段(旭小5年)の強豪がおり、県下でも将棋一家として知られている。津山市内の「津山キッズ将棋教室」で腕を磨いており、主宰の森川邦夫さん(65)は「攻めの態勢づくりが非常にうまい。活躍して、県北の将棋を盛り上げてほしい」と期待を寄せる。
 「いつか泰輝兄ちゃんに勝ちたい。まずは予選を突破して、最後まで諦めずに頑張る」と力を込めた。
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第21回全国小学生倉敷王将戦への出場権を手にした土山史織さん


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