第38代木村庄之助襲名 希望の星が最高位に 2024年初場所から結びの一番を裁く/岡山・真庭市

行政・公共 今岡さんの襲名を祝う懸垂幕=岡山県真庭市で
今岡さんの襲名を祝う懸垂幕=岡山県真庭市で
         

 遷喬小学校=岡山県真庭市=OBで、大相撲立行司・第41代式守伊之助の今岡英樹さん(64)=高田川部屋=が、最高位の第38代木村庄之助の襲名をたたえる懸垂幕が28日、同所の市役所本庁舎にお目見えした。2024年1月末まで掲揚している。

 今岡さんは島根県出雲市出身で、小学3年生で同校に転入し、卒業までの4年間を過ごした。1975年に15歳で初土俵を踏み、2019年に現職に就任。今年9月に日本相撲協会が昇格を承認し、定年を迎える来年9月までの約9か月間、結びの一番を裁くことが決まった。

 懸垂幕は市が正面左の壁面に掲げ、長さ5メートル、幅90センチ。掲揚には級友や市のスポーツ関係者ら約20人が駆けつけた。

 今岡さんと相撲で遊んでいたという会社員の横山徹さん(63)=坪井下=は「相撲界に入った時から仲間で応援しており、 “希望の星”だった。とても誇らしくうれしい」と話した。

 大田昇市長は「大変喜ばしいことで後進の大きな励みになる。今後の活躍を期待している」と喜びを語った。

 大相撲初場所初日(1月14日、東京の両国国技館)から土俵を裁く。

今岡さんの懸垂幕の設置を見守る級友ら
今岡さんの懸垂幕の設置を見守る級友ら


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