岡山県津山市新魚町のアルネ津山4階・市立文化展示ホールで、「第39回みまさか写真展」(県北写真連盟主催)が始まった。多彩な角度からさまざまな被写体をとらえた意欲作に来館者が見入っている。28日まで。
同連盟に加盟する12団体45人と津山市内4校の高校生の166点を展示している。
同県美咲町の棚田の冬景色、秋が深まり鮮やかに色づいた紅葉、青空に映える満開の桜など、四季折々の自然や旅先で見つけた印象的な風景、人物、虫、花といった写真が並ぶ。また、夕映えの街並みなど日常のひと時を収めた高校生たちの作品は、若い視点と個性があふれている。訪れた人たちは足を止めて一点一点じっくりと眺めていた。
杉山和美会長(67)は「作品を眺めて写真に興味を持ってもらえたら。スマートフォンでもすばらしい作品が撮れるのでぜひ挑戦してほしい」と話している。