第48回県北写真展(岡山県北写真連盟主催、津山朝日新聞社など後援)が津山市のアルネ津山4階・市立文化展示ホールで開かれ、多彩な被写体をとらえた情感あふれる意欲作に来場者が見入っている。22日まで。
美作地域のアマチュア12グループでつくる同連盟(杉山和美会長)のメンバーと市内の高校生ら69人が近作143点を出展。
神輿の上で祭り気分を味わう子どもたちや湖上に浮かぶ華やかな花火、頭上を覆う和気町の華やかなフジ、鶴山公園の満開の桜など、シャッターチャンスを狙ったカットがずらりと並ぶ。クローズアップしたコガネムシ、アジサイをはうデンデンムシも目を引く。
杉山会長(67)は「構図やロケーションが異なる個性豊かな作品がそろっている。気軽に足を運んでほしい」と話している。
主な入賞者は次の通り。(敬称略)
▽県北写真連盟会長賞=井原初彦「不敵な笑み」▽津山市長賞=土井啓州「のれん」▽山陽新聞社賞=赤座匡「ミルキィウエイ」▽津山朝日新聞社賞=小割順理「水垢難」