第51回津山工芸展

芸術
         

 第51回津山工芸展(津山工芸愛好会主催、津山朝日新聞社など後援)が19日、新魚町のアルネ津山4階・市立文化展示ホールで3年ぶりに開かれ、多彩な秀作が来館者の目を楽しませている。23日まで。
 彫刻、漆芸、人形、陶芸、染色織物、木竹工芸、諸小工芸の7部門に津山地域のプロ、アマ32人が44点を出展。同会の江原秀国会長や工芸家ら10人による審査の結果、小竹久志さん(安井)の木竹工芸「栃拭漆盛器、カリン拭漆盆」が知事賞に選ばれた。 
 知事賞を除く入賞者、作品は次の通り。(敬称略)
 【県議会議長賞】泉水良通(勝央町下町川)陶芸「狛犬」
 【市長賞】矢野清和(勝央町上香山)陶芸 「格子柄 永遠」
 【市議会議長賞】八木芙佐子(小田中)諸工芸「花台と鉢カバーとランプ」
 【津山商工会議所会頭賞】鳥取順子(鏡野町円宗寺)染色織物「手紡糸の九寸名古屋帯 春風」
 【市観光協会長賞】宗近嘉毅(美咲町西川)木竹工芸「欅造拭漆盛器」
 【市文化連盟会長賞】武本正博(大谷)木竹工芸「欅造拭漆盆」
 【津山朝日新聞社長賞】河野吉雄(勝間田町)陶芸「蛙文三島鉢」
 【津山民芸協会長賞】江原恵明会 池田澄子(久米南町上弓削)染色織物「スパニッシュ織り《伝承》」
 【津山工芸愛好会長賞】幾田スミ子(近長)諸工芸「木、きのこ、地層、鳥」
 【新人賞】片山佳代子(久米南町弓削)染色織物「羊の贈り物、自然を紡いで」、本名一(綾部)木竹工芸「栃拭漆盆、栃盆」

多彩な工芸作品が並ぶ会場


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