津山市社会福祉協議会は3日、2021年度から5年間を期間とする「第6次地域福祉活動計画」の策定委員会の初会合を津山市総合福祉会館で開いた。委員20人に委嘱状を交付。「だれもが安心して暮らせる福祉のまちづくり」を進めるため、具体的な計画案を審議し、来年2月に答申する。
地域福祉活動計画は、同協議会が地域環境の変化に伴う福祉課題に的確に対応した活動を展開するため、中期的展望に立った重点事業を盛り込み、策定するもの。委員は学識経験者や、地域住民を代表した福祉・保健・司法関係者、行政機関の関係者らで組織する。
会合では委員長に選任された小坂田稔美作大学特任教授に、同協議会の小山了会長が諮問した。小坂田委員長は「地域福祉を進める社会福祉協議会がどういう活動を進めていくかを決める大切な計画。みんなで作り、進めていきましょう」とあいさつした。
議事では、事務局が策定に向けた考え方やスケジュールなどを説明。最終年度を迎えた第5次計画の評価・分析を踏まえた11の課題を反映させることを確認した。委員からは「新型コロナウイルスへの対策を盛り込んでほしい」といった意見が出された。
会合は計4回開催し、次回は10月に開く。
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地域福祉活動計画の初会合