第70回県高等学校演劇発表会・美作地区大会(県高等学校演劇協議会主催、津山朝日新聞社など後援)が、勝央町勝間田の勝央文化ホールで開かれ、4校の演劇部員が熱演し、津山東高校が県大会出場を決めた。
津山、津山東、津山工業、真庭が出演。各校の部員たちは、衣装や大道具、照明、音響などすべてを手掛け、約1時間の舞台に挑んだ。
津山工業は「ひととせ」を上演。1人しかいない演劇部を存続させるため3年生の主人公が部員集めに奮闘する一人芝居。部長の2年・今井汐音さん(17)は人形や造花などの小道具を使ってコミカルに演じた。「主人公は明るい性格だけど、あせりや不安など持ちナイーブな一面もあると意識しながら演技をした。新型コロナウイルスの関係で打ち合わせや練習時間が短くなっても、みんなで楽しく出来て良かった」と話した。
同演劇祭の県大会は11月21、22日に岡山市の市民文化ホールで開かれる。
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熱演する津山工業の部員