第73回「社会を明るくする運動」の強調月間(7月)を前に、岡山県・久米地域保護司会などは30日、伝達式と啓発活動を行い、地域住民らに運動への理解と協力を呼びかけた。
式は同県津山市中北下の久米支所であり、同会と久米地域更生保護会の会員ら13人が来庁。田村修同保護司会長が「孤独や社会的孤立といった生きづらさに寄り添い、人と人とが互いに支え合うコミュニティを築くことが重要」と岸田文雄首相のメッセージを読み上げ、定平博地域振興課参事に手渡した。
定平参事は「住民が安心安全に暮らせる社会の実現に向け、今後も活動を継続していく」と話した。
社明運動は犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域を目指し、この日はパンフレットやうちわといった啓発グッズを近隣の小学校などで配布したほか、広報車で地域を巡回した。