第55回記念心象津山書展(心象津山連合支部主催、津山朝日新聞社など後援)が11日から、岡山県津山市のアルネ津山4階・市立文化展示ホールで開かれている。会場には、筆致と墨が織りなす力作がずらりと並び、訪れた人々の目を引いている。13日まで。
14支部の幼児から90代まで約300人の出品者が約320点を展示。
清新な子どもたちの作品や、北原白秋らの詩歌を題材に流麗に表現した近代詩文書が並ぶ。人気歌手の歌詞をモチーフにした、高校生の若さあふれる意欲作も注目を集めている。
代表の秋山美象さん(67)=二宮=は「55周年の節目で、皆さん日ごろの練習の成果を発揮し、幅広い秀作がそろいました。世代を超えて楽しめる展示会です」と話していた。
