箸立天満宮 合格祈願祭

祭事・神事・法要
         

 真庭市落合垂水の箸立天満宮で5日、恒例の合格祈願祭が行われた。訪れた受験生や保護者らは試験で実力が発揮できるようにと願った。今年は新型コロナウイルスの感染防止対策として規模を縮小。「浦安の舞」の奉納などを中止した。
 郵送での受け付けを含め、徳島県や大阪府、真庭、津山市など県内外の参拝者約80人の合格を祈願。土井文裕禰宜(ねぎ)が受験生の名前や住所などを読み上げ、築澤澄宮司が「願い鈴」を振った。祈祷(きとう)済みの箸や鉛筆、お守りを受け取った受験生らは3密を防ぐために拝殿の内外に分かれて祈った。
 勝山高校を受験するという落合中学校3年・内田敬人君は「コロナの影響で塾が休みになり、自主学習をがんばってきた。受験日まで苦手科目を中心に最後の追い込みをかけたい」と話した。
 同天満宮は、県指定天然記念物になっている「イブキヒバ」が御神木。学問の神様として知られる菅原道真公が当地で昼食をとった際、地面に立てた箸が成長したという言い伝えがある。


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