陸上自衛隊日本原演習場(奈義町、津山市)で3月15日から28日まで行われる米軍単独訓練をめぐり、「米国海兵隊単独訓練反対日本原集会実行委員会」は15日、市と町に訓練中止を求める要望書を提出した。
書面では「訓練の受け入れは、今後の恒常的な演習場の使用や基地機能強化・拡大につながり、また演習場周辺住民の平和を脅かす」などと理由を示している。
実行委は、日本原共闘会議と平和フォーラム中国ブロックで構成。同会議の宮田好夫議長ら6人が庁舎を訪れて担当職員に要望書を手渡した。「新型コロナウイルス禍でもあるのでこれまでの2倍の懸念があると思ってもらいたい」と訴えた。
同演習場での米軍単独訓練は昨年3月に続いて3回目で、参加するのは前回と同じく岩国基地の隊員。最大で人員約200人、車両約50台を見込む。
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訓練反対の要望書を提出する宮田議長
米国単独訓練中止申し入れ
- 2021年2月17日
- 行政・公共