陸上自衛隊日本原演習場=奈義町、津山市=で来月実施される米海兵隊の単独訓練などに反対する集会がきょう(11日)、岡山県勝田郡奈義町宮内の農地で開かれ、参加者は戦争のない平和な世界の実現などを訴えた。
県内外24の労組や市民団体を中心に、地域住民を合わせた約200人が参加。日本原軍事基地撤去共闘会議の宮田好夫議長が、「米国海兵隊単独訓練反対、反核・軍縮・軍事基地撤去の声を力強く発信し続けていきましょう」とあいさつした。地元住民から演習場の使用状況の報告。最後に、戦争をしない国づくりを目指し、日本国憲法の理念の実現に向けた取り組みを推進するとした集会決議を採択した。
このほか、「平和憲法を守ろう」「防衛費をなくせ」などとアピールする大声コンテストもあり、力強く主張を訴えた。
同演習場での単独訓練は2018年から行われ、7回目。3月14~21日に実施し、人員は最大100人程度が参加する。