美作大学と連携協定を結んでいる台湾・亜洲大学の学生たちが14日から美作大=岡山県津山市北園町=を訪れ、米国生まれのニュースポーツ「ピックルボール」を通して国際交流を深めている。
ピックルボールは、コート中央のネットを挟み、パドルと呼ばれるラケットで専用の球を打ち合うスポーツ。16日は、美作大のピックルボール部員8人と亜洲大の学生10人が練習や試合で汗を流した。学生たちは力強く球を打ってラリーを繰り広げたり、ハイタッチや笑顔で互いのプレーをたたえたりと、言葉の壁を越えて親睦を深めた。
亜洲大の陳皓平さん(21)は「美作大の学生たちはとてもフレンドリーで、ピックルボールの交流に積極的に参加してくれてうれしい」。美作大のキャプテンで4年の酒井七海さん(22)は「これからもピックルボールを通して外国の価値観に触れていきたい」と話した。
両大学は互いの学校で活動が盛んなピックルボールをきっかけに、学生交流や共同研究などを目的にした連携協定を2年前に締結。コロナ禍の影響で美作大への訪問は今回が初めて。
亜洲大の学生は27日まで市内に滞在し、津山中学校とのピックルボール交流なども予定している。