陸上自衛隊日本原演習場(岡山県勝田郡奈義町、津山市)で来月実施される米海兵隊の単独訓練などに反対する集会が11日、奈義町豊沢の田んぼで開かれた。
「2.11反核・軍縮・日本原基地撤去を求める県民集会」で、県内外から18団体約200人が参加。日本原軍事基地撤去共闘会議の宮田好夫議長が「訓練を受け入れないよう奈義町と津山市に6回目の要請行動を行う。日本原から反核、軍縮、基地撤去の声を力強く発信していこう」とあいさつした。
地元住民から演習場の使用状況の報告。最後に、戦争をしない国づくりを目指し、日本国憲法の理念の実現に向けた取り組みを推進するとした集会決議を採択した。
同演習場での単独訓練は2018年から行われ、6回目。3月18〜27日に実施し、人員は最大100人程度が参加する。